Ruby on Rails挫折

こんなところ読んでいる人がいるのか分かりませんが、ことの顛末は書かなければならないと思いますので、書いておきます。

2か月ほど前に「Ruby on Railsでアプリを作る!」と意気込んでいたのですが、その意気込みは、日数が経過して完全に消滅してしまいました。なぜかというと、Ruby on Railsで開発することの「まずさ」が予想以上に大きかった、時間が経過するにつれて考え方が変わった、という理由によります。

最初、次のような理由からRuby on Railsを使おうと考えていました。

  • 書かなければならないコード量が少ない。
  • Rubyで書ける!
  • データベースの種類を気にせず、データベースの恩恵を受けられる。
  • HTML部品が使えるので、プレゼンテーションが比較的容易。

しかし、作っていく中で、次のように考えが変わってきました。

  • 単体で動作するアプリケーションとする場合、ウェブサーバを立てなければならない。それがRuby on Railsに付属するものであったとしても、手軽さは減少する。
  • デバッグがやりにくい。起動して、走らせてみて、動作チェックするというプロセスに(スタンドアロンのプログラムと比較して)時間がかかる。

なんとなく、Ruby on Railsは最初に設計をしっかりと行ったうえで、ある程度の見通しを立ててから作るスタイルなのだと感じました。だとすると、行き当たりばったりで作っているようなホビープログラマには向かない環境だということになります。

もちろん、使い始めて間もないので、今回苦労したあたりを楽にするツールもたくさんあるのだろうと思います。しかし、それを教えてくれる環境もないですし、自ら探すのも面倒に感じます。

そんなわけで、Ruby on Railsでなにかを作るという計画は、いったんお蔵入りとし、続く記事は書かれないということになります。いつか、Ruby on Railsに適したアプリケーションを作ろうとしたとき、また触れるかもしれません。

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