以前から、使いやすいWindows用テキストエディタを探しています。
「使いやすい」とは、「自分の手になじむ」「自分の感性に合う」という意味であって、客観的な評価基準があるというわけではありません。この「自分にとって」という主観的な評価基準をできるかぎり客観的に表現するのであれば、不完全ながら、次のようになるでしょう。
- よけいな機能がなく、テキスト入力に集中できること。(「よけいな」も主観的評価ですが…)
- 軽快に動作すること。例えば、数万行のテキストを読み込んでも操作が重くなったりしないこと。
- 制限がないこと。例えば、読み込むことのできるファイルのサイズに上限がないこと。
- マクロ機能を備えていること。
- emacsのキーバインドが利用できること。
- 頻繁にバージョンアップがされており、最新の技術を取り込んでいること。
- メニューに半角文字を使っていたり、奇抜なカラーリングをしていたり、美的センスに欠陥がないこと。
- フレキシブルな設定ができる(細部にわたり動作を制御できる)一方で、その設定はシンプルに(少ない手順で)行えること。
いろいろと使ってみてはいるのですが、なかなか「これぞ!」というものに出会えません。そりゃあ、これだけ高いハードルを設定すれば、そうかもしれませんが。
しかし、テキストエディタは意外と多くの方々が作っているソフトウェアであり、探せば理想とするものが見つかるかもしれません。多くの方々が作っているというのは、それだけ何かしらの不満があるということなのかもしれませんね。
まずは、どのようなエディタがあるのか、というところから調査します。同じようなことを考えている人が多いのか、Wikipediaには、代表的なテキストエディタをリストアップしたページがあります。まずは、そこに挙げられたテキストエディタを確認していきましょう(随時更新予定)。