Diary.2001.10

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CAGE(一般掲示板)Developper's Nest(開発掲示板)こころ宙


2001年 10月 1日 (月)[この日記へのリンク]
 また変な夢を見ました。
 携帯電話が鳴ると、どういうわけかタイムスリップしてしまうというもの。300 年ほど前にタイムスリップしていたようなのですが、うさんくさい外人さんが現れたりして、なんとも面白いものでした。外人さん、英語で話してくれていたけれども、長かったり難しい言葉が出てくると日本語に。あー、やっぱわたしの英語能力って低いんだなあ、ということが浮き彫りになりました(笑)。
 この夢を見て感じたんですけれども、いまの人間が昔の世界にタイムスリップしても、実は大したことないんだなあ、って思います。ちょっと知識があるだけで、生活の知恵に関しては昔の人の方がずっとたくさんあるのだし、体力などの面でも今の人は確実に劣っています。
「わたしは今から 300 年くらい先の世界から来たんです。」
「でも、歴史が専門じゃないから、この辺りで起きる先の事なんてわからないなあ。そもそも、ここどこよ?」
 こんなもんです。
 そもそも、今の言葉遣いが通用するのか? というのも、非常に気になるポイントです。
 あと、豪勢なレストランでサンマ定食がメニューにあったというのも気になります。今年のサンマは豊漁で安いそうですよ。

 いやしかし、その後に続いていった夢は、またしても イルブリードが元ネタになっていました……。そんなに気に入ったんかい、あれ(笑)。巨大ミミズが……って、あれもはやミミズじゃねぇーって。
 そして英伝4 ネタ。
「どこまでも落ちていく……」

 その通り。
 堕ちて いってます。

2001年 10月 2日 (火)[この日記へのリンク]
 なんだ。DDR 5th のサントラ、発売されてるじゃないですか。
 でも残念ながら大学前のTSUTAYAには置かれておらず、まだ買ってません。Healing Vision とか祭JAPAN とか、むふー、って感じ。
 TSUTAYAといえば、また半額クーポンが利用可能になってます。今度は何を借りようかな。

 なんと、体温で発電できる電池が開発されたそうです。なるほど、こういう発想もあったんですねえ。発明した人はかなり素晴らしいと思います。
 現代人はカロリーが余りまくってますから、その余ったエネルギーを使って発電する、と。でも、大多数の人が考えたかもしれませんけれども、踏ん張ったりしてもその電池で使っている機器がうまく動いたりはしないと思いますよ(笑)。逆に、アイスとかを食べて体温が下がってしまうと、発電できなくなるかも!? その辺り、なかなか興味深いです。毎回毎回、新しいゲームハードウェアが出るたびに分解をしている impress なんかが「どれだけのアイスを食べたら発電できなくなるのか!?」というような、人体実験的突撃それ行けレポートをやってくれるのではないかと期待。
 それはともかく。
 どんな原理なんでしょうね。それに、内部のセルなどを交換しなくてもいいのだろうか、とか。交換なしで半永久的に動くのだったら、まったく素晴らしい発明になると思います。医療分野での活躍が期待されるのだとか。病人はあまりアイスとか食べないから大丈夫でしょうね(笑)。あと、ところてんもダメかな? あれを食べると、けっこう長い時間体温が下がるらしいです。
 電池のために食事制限をするというのも、どこか人間の尊厳が傷つけられているような気がする。

 昨日の TV タックルは超常現象特集で特別編でした。
 最初の話題は、例のチュパカブラ。番組の最初で「アメリカが大変だってのに、チュパカブラどころじゃねえだろう!」という意見が。
 同感
 しかし、まだチュパカブラ騒動は続いていたんですねー(笑)。あれ、なにが真相なんだろう。宇宙人のペット という説もありましたけれど、そんな危険なペットを飼っている宇宙人って……何なんだ。

2001年 10月 3日 (水)[この日記へのリンク]
 beatmaniaII DX 6th style が稼働しているようです。今度はどんな曲が入ってるんだろうな。
 でも、なんか、星6 と星7 ばっかしという話なんですが(笑)。
 どんどん難しくなっていきますねえ。ま、LIGHT があるから何とかなるのでしょうけど。7Key が人外の領域へと進んでいく……。

 ところで。電人イェーガーはやはり存在せず。ザボーガーはあります。
 いや、だから何だってわけでも。

 はーん、ふーん、というわけで、中華王先行者動画の完全版が完成したそうです。先行者ムービーについて知っている人なら、どこから辿れば良いかもわかるはずです。いやはや、凄い人たちがいるもんだ(笑)。歌付きだもんな、あれ。

 うーん、誰か買わないかなあ。

「アムロが叫ぶ」ガンダムケータイストラップ登場!

 ボタン電池を二個も使う上に、一ヶ月くらいしか動かないらしい。好きじゃないと使えないよなあ、って、好きじゃないと使わないよ、これは(笑)。

2001年 10月 4日 (木)[この日記へのリンク]
 なんか知らないけれど、era (step mix) の ANOTHER ができた。奇跡だ。もう二度とできないに違いない。(^^;
 アーケードでは Final Count Down に撃沈。
 ん〜、ちょっとゲージの増減が厳しくない?

 DDR 5th のサントラ買いました。
 今回も選曲がいいですねえ。HOT LIMIT とか好きです〜。オリジナル曲もどんどん良くなってますよね。ECSTASY とか INSERTiON のようなトランス風な曲目も増えてきましたし、祭JAPAN のような遊びみたいな曲も残ってますし。ノリでは Dancemania 勢、深みを加えると KONAMI オリジナル勢という感じでしょうか。
 でも PS版の DDR 5th は買ってなかったりする。もういいかな、って感じが。

 昨晩のパトレイバーを一緒に見た方々へ。
 どうやらあれは、過去のテレビ・ビデオシリーズからの傑作選だそうです。まんま同じで当然だったわけです。

 DDR 6th (DDRMAX) の情報が公開されています。
 今度は「フリーズアロー」なる、押しっぱなしの矢印が追加されたらしく、また面倒なものが……って感じでしょうか(笑)。オプション選択の幅が増えたり、難易度表示方式が変わったりなどと、かなりの方向転換を図っているようです。まあ、これまでの DDR は 5th で完成されてしまいましたからねえ。
 曲目も公開されていますけれど、オリジナル曲に関しては beatmaniaII DX 6th style に負けているような。ってか、あっちはオリジナルだけか。NEMESIS という曲を聴きましたけれど、これまた beatmania っぽい曲で。難易度も異常でした。嵐のようにノートが降ってきてました……。Be For U の曲が注目です! とか書いてありますが、いや別に……って感じなんですけど。
 ま、どんなのになるんでしょうねえ。曲目まで固まっているということは、もうじき出てくると思うのですけど。

 明日から、TSUTAYA でのレンタル半額クーポンが有効になります。
 ……また踊らされているような気がする(笑)。

2001年 10月 5日 (金)[この日記へのリンク]
 DDR 5th の HOT LIMIT 良い……。BRILLIANT 2U のスピードバージョンに並んで、最高にノリの良い曲です。これを聴きながら開発すれば、効率アップ間違いなし!
 嘘ですごめんなさい頼みますからもうちょっと待って……(笑)。

 10月の真ん中くらいに、東京ゲームショウ2001 があるそうです。で、サクセスのブースでは PS2 で出る「サイヴァリア コンプリートエディション」を使った「BUZZ-ATTACK 大会」というものが行われるそうな。
 エントリーしましたよ。速攻で。
 ……そしたら、抽選に通っちゃいましたよ(笑)。

 というわけで、ゲームショウ行きます。たぶん、真ん中の日になるんじゃないかなあ、と思います。
 参加賞もくれるらしいです。
 ゲームショウの入場料を払って Tシャツを買ったと思えばいいか(笑)。

 そうそう、DDRMAX は 10 月下旬だそうです。
 あと数週間、ってところですね。

2001年 10月 6日 (土)[この日記へのリンク]
 beatmaniaII DX 6th style をやってみました。
 スキン総入れ替えで、全体的にクールな感じが増してます。液晶の輝度も向上したのかな? ちょっと、画面が明るめになっていたような気がしました。
 ユーザーインターフェイスも改良されていて、曲の選択時にスタートボタンでオプションを変えられたり (昔もできた?) とか、曲名の横に難易度が表示されていたりとか、欲しいと思った機能が追加されています。曲数はやたらと多いですが。
 とりあえず EASY を選択してプレイ。筐体設定もあるとは思いますけれど、ゲージが減りにくくなっていて楽にプレイできました。これなら、もっと難しい曲にもチャレンジできるかも。EASY を選択して DYNAMITE RAVE あたりをやっておくと、難易度6 でまず間違いなく 100% クリアできるので、四曲目を出せて嬉しいと思います。THE BIG VOYAGER も安定して 100% クリアできるようになってきたので、それでもいいかも。テンポさえ押さえれば、あとは鍵盤をゲシゲシ叩くだけで乗り越えられます(笑)。
 新曲の NEMESIS とか SUMMER VACATION とか、難しめですねえ。でも、やっぱり V の方が難易度高いかな? SUMMER VACATION は SAFARI 風の難しさのように感じられますけれど。

 ゲームショウは 13 日、土曜日に行く予定。行くというか、帰りがけに寄るというか。頑張って BUZZ ってきます。
 関係者各位、そういう予定なので調整をお願いします。

 今日は、久しぶりに死川 (字ぃ違うヨ) にて辛いものを摂取。久しぶりなので、頑張って中辛にしてみました。
 ふひ〜、辛くて心拍数アップです。
 というわけで、開発の効率もアップです〜!
 嘘ですごめんなさい頼みますからもうちょっと待って……って、昨日と同じネタやん。

2001年 10月 7日 (日)[この日記へのリンク]
 ふと思ったのですが、これから先の生涯で受ける残り少ない試験の中において、フーリエ級数変換やテイラー展開を使うようなものはあるのでしょうか? あれをもう一度勉強し直さなければならないとなると、かなりの負担なのですよね……。と、のっけから何を言い始めたかといえば、就職どうなんのかなぁ、という不安が尽きないためでして。なかなか本腰入れられないよぅ。どうすんの〜!
 はてさて、まだまだ考えなければならないこと、やらなきゃならないこと、コーディングしなきゃならないこと、他にもいっぱいあるってのに。

2001年 10月 8日 (月)[この日記へのリンク]
 TSUTAYA のレンタル半額キャンペーンが始まったので、攻殻機動隊のサウンドトラックを借りてみました。「ゲームミュージック」と書かれたところが横線でぐしゃぐしゃと消されていたり、スタッフおすすめの棚にあったりと、何か他と「差」を見せつけるような扱いを受けていて気になっていたのですが、実際に聞いてみると「ん〜、まあ、その通りかな。」というものでした。
 これって 完全にテクノやん

 米国が戦闘開始したそうです。まー、遅かれ早かれ、起こっていたのではないでしょうか。
 いつ終わるかな?
 なぁんて思いながら、テクノを聴きつつ呑気に ThinkPad のキーを叩いている奴もいる。あっちじゃ戦争してるのにね。
 でも考えてみれば、イスラエルなどの中東では毎日のように戦争が起きていたのですからね。単に、そこへいろいろなメディアが目を向け始めたというだけなのかも。
 知られざる事実。

 ストライクゾーンのメモ。
 16〜18。
 それほど逝ってしまっているわけではないと思うのですが。11 とかよりは。ええ。

2001年 10月 9日 (火)[この日記へのリンク]
 昨日が異常な寒さだったのに対し、今日はうって変わって晴れてしまいました。ううう、そろそろかな〜と思って、コートを出したわたしの立場は?

 1ch.tv というサイトができあがっているそうです。2ch に対抗した……らしいのですけれども。さっそく、2 ちゃんねら〜なのかはわかりませんが、いろいろな方々によって荒らされまくっている様子です。いずれは有料掲示板になるとかで、「金持ちのための掲示板」云々とも言われているみたいですね。まあ確かに、2ch はかなり酷い場所だと思いますけどね。(酷くない板ももちろんある)
 作った人は、かの西和彦氏。
「アスキーを作ったときより興奮している」
 やっぱりアスキーって、それくらいにいーかげんな会社だった、ってことなんでしょうか。

1ch.tv

 今見たら、あまりの荒らし多さに、閲覧専用になってしまっていますねえ。
 十分に予想できたのですけど……。今後は管理者が定められて、その方が不適切な発言をバシバシ削除していくという話です。Nifty みたいな、ある程度まともな空間になってくれるのでしょうか。しかし、Nifty ってそもそもまともだったのでしょうか?(笑) あまりにも広いので、どこかには荒れていた場所もあったのかなあ、と。Nifty 事情通な方はぜひ教えてくださいませ。(^^;

 講義申請の用紙に記入していたら、「ベンチャービジネス特論」を「ベンチヤービジネス特論」と書いてしまった。
 なんだか、昔の活版印刷みたいで情けないなあ。

2001年 10月 10日 (水)[この日記へのリンク]
 現在、この世には数億という数の人間がひしめいています。さて、この途方もない数のうち、いったいどれだけの人間が瞬間その瞬間を意識して生きているでしょうか? わたしが考えるに、あらゆる瞬間において自分の意識を鋭く尖らせ、生きることを感じている人はものすごい密度の人生を送っていると考えます。そして、それに見合っただけの卓越した能力を持っていることでしょう。
 なぜ、このような話から始まったのかといいますと、サークルの部室にですね、「グラップラー刃牙」などを書かれている板垣氏が執筆した達人列伝という本がありまして。早い話が、感化されたわけです(笑)。
 武道に生涯を捧げてきたような方々が紹介されていまして、どなたも常識を逸した超特異能力を身につけておられます。あの本に書かれていることが本当なのだとしたら、ですけれども。まあ、写真などもあるし、実際にあのような方々がいたとしても何ひとつ不思議ではないので、おそらく真実なのでしょう。
 話を読んでいると、どの方も今を生きることに真摯なのですよね。いかにして生き抜くか、というのを真剣に考えておられる。現代人が完全に喪失している、わかりにくい感覚だと思います。いまの時代は歩いていても理不尽に殺されることは少ないですし、電車などに乗ってもちゃんと目的地まで連れて行ってもらえる。いつ何が起こるかわからないというような、ピリピリする緊張感というものがありません。あったら、とてもとても、たまったもんじゃないですけど。
 ちょっと話が横道に逸れますけれど、上記の本で取りあげられているような達人の方々って、どなたも、とても博識ですよね。技術開発をしながらも空手の達人だったりする人がいますし、日常での安全に対する考え方、襲われたときの対処方法など、どの方も実によく考えています。まったく、尊敬に値すると思います。人間、密度濃く生きることができれば、誰でもあの方々のようになれるのでしょうか?
 ……さて。
 自分一人に関して品質を高めていこうとするのならば、すぐにでも自己鍛錬を始めれば良いでしょう。では、多人数の場合はどうすればよいのでしょう? たくさんの人が集まってできたグループの品質を高めていこうとした場合。読んでいて、ちょっと考えました。いまの時代は、個人よりも多人数のグループなどで動くことが多い時代だと思います。多人数が意志の疎通を密に取り合い、力を合わせ、ひとまとまりの力を発揮する。そんな風に考えています。
 いま過ぎていった刹那を大切にしている方々は、優秀な個人になるだろうと思います。では、同じように、いま過ぎていった刹那を大切にする集団は、優秀な集団になるのでしょうか? たしかに、それも大切なことでしょう。時間を無駄にしないという観点からもうなずけます。しかし、それだけではないようにも思えるのです。もっと他に何か、要素があるのかもしれない、と。
 その辺りの話は、もう眠くなってきたので、夢の中で続きをすることにしましょう。
 では、おやすみなさ〜い。ぐう。(ぉぃ

 追記。いつの間にか、エクセル・サーガ本編でアクロス構成員が一人増えていてビックリだー!

 追記その二。いつの間にか、ファイナルファンタジーがアニメ化されてたんですね。観る機会があったのですけれど、いやー、観なきゃ良かった。ちょっと、出来がかなりヤバいように思えます。ええ、それはもう、だいぶ。というか、かなり
 テュポーン先生が、いつの間にかメカになっちゃったよ。しかも縮退弾だし。テュポーン先生といったら、やっぱり、「はないき」!(笑)

2001年 10月 11日 (木)[この日記へのリンク]
 書くのが一日早い気もするのですけれど、まあ、細かいことは気にしない、気にしない。
 MSN が、IE 以外での閲覧を排除し始めたそうです。いまのところ「ネスケではできない」という話なので、じゃあ、別の路線で攻めてみよう! と思い立ち、w3m で接続してみると……「このサイトは Microsoft Internet Explorer でご覧ください」との表示。昨日書いた「Content-type すら送ってこないのか」というのは大嘘でした。忘れてください。
 もしやして、環境変数とかいじれば、IE と誤認するんだろうか? 意味無いですけど。(^^;

 あの有名な MP3 (今やマルチフォーマット化してますけど) プレイヤー、Winamp の新バージョン、Winamp3 のベータが公開されています。

winamp.com

 クロスフェード機能などを搭載したらしく、なんだ、これで KbMedia いらないんとちゃう? とかいう事になってます。ただ、まだベータ版なのでバグが残っているでしょうし、とても 2.77 と置き換えられるような状況ではないので、不安な人は触らない方が良いでしょう。
 正式公開版がいつ出るのかなあ、と楽しみです。
 やっぱり、なんだかんだ言っても Winamp は扱いやすいですからね。

 beatmaniaII DX 6th style の 公式ホームページ がオープンしています。まだスタッフからのコメントしかありませんけれども、これから内容は増えていくでしょう。しかし、6th style になって、一気にデザインセンスが良くなったなあ〜。DDR から完全に移り気しちゃいました(笑)。DDRMAX はどれだけクールになるんでしょうかね?

2001年 10月 12日 (金)[この日記へのリンク]
 SOFTWARE のテクニック・ボックスを更新しました。昨晩から明朝にかけて、本来やるべき課題そっちのけで設定した VNC サーバに関する話です。
 課題で tgif を使おうとしたのですが、いちいち Linux 端末に移動するのが面倒だなー、と思って VNC を整備することに。でも、こんなに苦労して設定するなら、端末でちょいちょいと作業した方が実は早く終わっていたのでは? という事実に気がついてガックリ。五時間とかかければ終わるよなー。でもまあ、研究室のみんなが喜べるはずなので、それならばいいか。でも使う人がいない様子で、これまたガックリ。
 そして、研究室の内部ページを Wiki 化するという計画も (自分の中で) 立ち上げてしまったので、まったくもって目の回る忙しさ。自分で自分の首を絞めているという、まっとうな意見は却下します。
 C と Ruby のコード書きで疲れた頭を休めるためにソフトウェア設計論の課題をやって、そこで疲れたら Perl で書かれた Wiki の調整、そして Java アプレットの作成。いったい、なぜにわたしはこんなにコードを書かなければならないのでしょうか。
 それくらいしかできんからという意見も。くっ……、鬱だ(笑)。

 情報セキュリティ特論で来てくださった先生、IBM の人だったらしいです。あぁ、やっぱり研究系ならば IBM が良いのか? でも外資系はキツいっていうし、米国とかへの出張とかもあるみたいだし……。やっぱり、日本がいいなぁ。このジメジメした、狭苦しい日本が(笑)。

2001年 10月 13日 (土)[この日記へのリンク]
 最近何かと話題にする beatmania IIDX 6th style ですが、ちょっと、曲の感想でも。

19, november
20 から 19 になった理由は何なんでしょうか。
曲自体は、とてもまとも。というか、20 と全く違う。

Romeo and Juliet
星6 で、難しさも丁度いい感じ。原曲は知らないのですけれど、おそらくハイスピード版です。ANOTHER がこれまた難しい……。

NIGHT OF FIRE
ノリノリの (死語?) 良い曲なんですが、連打する場所がきつい……。星6 の中でも最高ランクの難易度だと思います。初見で失敗してしまいました。がはっ。同時押しもやたらと多いし。けれども、すっごく良い曲であることは確かです。ちなみに、ANOTHER はもはやわたしの知らない世界です。あれに HIDDEN つけてクリアする人がいるからなぁ……。

VJ ARMY
わたしはやってる人の後ろで見ていただけなのですけれどね。片手で弾いていた人の。なんですか、あれは。曲は、途中でテンポが変わったりと忙しいものでした。まあ、beatmania っぽい曲かな? 難易度は星7 の普通というところでしょうか。数回やったら何とかなりそうな雰囲気です。

Y31
tiger YAMATO の曲ですから、R3 とか R5 とか作曲した人のものですよね。車の名前なんでしょうか。こちらは星7 にしてはけっこう楽そうな感じ。これもまた先ほどと同じく VJ ARMY の人が 片手で弾いていた ので、難しいのか簡単なのか、さっぱりわかりません。あの人とわたしじゃ、比較にもならないですよ(笑)。

Linus
Linux 作った人じゃなくて……。そういう経緯で作曲したのかは知りませんが、メリハリのある、聞いていて元気の出る曲でした。オーケストラヒットがいい感じで入ってます。が、六つくらいの同時押しをやらせるのは、どこか間違ってると思います。他も階段とかばかりで、星7 の難しい方に入るかもしれないです。

Five Regrets
階段と乱打はもういいです。厳格な感じで、久保田修氏らしい曲です。Presto とかのあの人ですから、階段なんです……。

Colors
やめてください。無理です。でも、HIDDEN でクリアしてる人がいました。なんなんでしょう。

2001年 10月 14日 (日)[この日記へのリンク]
 曲に関する話題が多いですが、今日も続けて曲に関するお話。
 KEYBOARDMANIA 1st と 3rd のサウンドトラックを借りてきました。「ピアノ曲はなぁ…」と思っていたのですが、よく見ると、それぞれの曲のジャンルに Goa Trance とか Techno とか書いてあって、まったくの別物であることが判明。1st の方では Mr.T くらいしか他で見たアーティストがいませんでしたけれど、3rd MIX では dj TAKA が Frozen Ray、久保田修が Carezza といった具合に、よく知っている人の曲が見かけられました。
 考えてみれば、「KEYBOARD」なのであって、一言も「PIANO」とは言ってないのですよね。……騙された。

 忘れそうなので、ここにメモしておきましょう。
 「猿の惑星」の監督はフランクリン・J・シャフナー、脚本はロッド・サーリングとマイケル・ウィルソン。
 「続・猿の惑星」の監督はテッド・ポスト、脚本はポール・デーン。
 違う人なんですね。
 だから、あんなのになっちゃったのか……。
 ちなみに、映画レビューのサイトでも「続・猿の惑星」はボコボコに叩かれてました。やっぱりねぇ。まったく関係ないですが、「バタリアン 2」も叩かれまくってるのを見かけました。最後のあれはないよなぁ〜。コメディなのかホラーなのか、よくわからん映画です。
 はるか昔にあったキョンシーって、いまはどうなってるんだろ?

 以前にアナウンスしましたが、「東京ゲームショウ 2001 秋」へ行ってきました。
 かなり長くなりそうなので、翌日 (15日) 分に回すこととします。

2001年 10月 15日 (月)[この日記へのリンク]
 昨日 (14日) の日曜日、千葉の幕張で行われた「東京ゲームショウ 2001 秋」に行ってきました。朝の 9 時頃に大学を出発し (あれ?)、入場できたのは 11 時頃だったでしょうか。前売り券を買っていたので、それを渡すだけですんなりと入れる……はずだったのですが、一緒に行った H 君が当日券での入場ということなので、まずはそれを買うことに。それほど混んでおらず、「あれ〜、今年は少ないのかなあ?」とか一瞬思ってしまったのですけれども、会場内部に入ると、とにかく、そしてまた。ものすごい数でした。

PSYVARIAR COMPLETE EDITION
 さて。今回わたしがゲームショウに来た一番の目的は、サクセスという会社が「サイヴァリア コンプリートエディション」というシューティングソフトの発売を記念して行う「BUZZ-ATTACK 大会」に出場するためです。11時 40分までにエントリーを行わなければならないということで、入場した後はすぐにサクセスのブースへ。それは、超巨大な Xbox ブースの横に 小さくちょこんと 展開されていました。サクセスの規模を物語っています……。
 エントリーしてみると、わたしが二番目。「んじゃー、さっそく PS2 版サイヴァリアだ〜!」というわけで、一面だけのバージョンをプレイしてみました。操作方法は、方向ボタンで移動、×がショット、□がボム、L と R がローリング、というようになっています。アーケードと異なり、ガチャガチャとレバーをいじらなくともローリングができるので、指への負担がかなり軽減されています。ただ、ショートボムがちょっと出しにくいですね。けっこう長い間ボタンを押し続けなければならないので、間違って通常のボムになってしまうことも。
 やがて 12 時になり、大会開始〜! 出場者は、わたしも含めて 25 人。どこぞの雑誌の編集者や、外人の方までが出場していました。始まると同時に、サイヴァリア T シャツが出場者に配られます。これは前面に「PSYVARIAR midium unit」のロゴが、そして背面に「弾幕命 さいばりや」というシューター魂をくすぐるようなプリント。サクセスさん、センス良すぎます! この T シャツを着て、いい結果が出ないはずがない! ……のですが、わたしの前までの方はかろうじて一人が 630 万点をたたき出しただけで、あとはゲームオーバー (0 点にカウントされてしまった) や、500 万点くらいの人ばかり。わたしでも普通に 500 万点出せるのに。もしかして、これは好機っていうやつですか!? とか思っていると、司会の方が「昨日は 700 万とか出ていたのですけれどねえ。」と。今日で良かった。
 ついにわたしの番がやってきました。もう、かなりドキドキしていました。ゲームセンターなどではそれほど大々的に自分のプレイを他の人に見せるようなことはないですけれども、今回は巨大なスクリーンで自分のプレイが中継されます。それだけで心拍数がレベルアップです。って、わたしが BUZZ る必要は無い。あまり良い結果が出ていなかったからか、司会補助のコンパニオンさんがわたしにマイクを向けてきました。「どうですか?」「あの、えーと、ドキドキしてます。」関係ない人が聞いたら、変な風に解釈されても文句言えないですね、これ……。
 ま、ともかく始めてみると、初っ端でワンミスしたものの、それが逆に功を奏して、ショートボムの使いどころも間違えず、BUZZ もそれなりに確保して、620 万という自己ベストを達成することができました。わーい。この時点で 2 位! 3 位まで賞品が出るということだったので、これは何かもらえるか!? と期待していると、最後の方に攻略 DVD 並みの腕前を持った方がやってきて、あっさりと 799万という驚異的点数を出して一位をかっさらっていってしまいました。その後、おなじく 700万を突破した方が現れ、わたしは 4 位に。でもまあ、上出来ではないでしょうか。
 大会終了後「これは開発者の方に直談判せねば! ついでに、サイヴァリアについて話してもらおう!」と息巻いてサクセスのインフォメーションへ直行。「すみません、先程の大会で司会をなさっていた方とお話しできますか?」と聞くと「ちょっとお待ちください」との返事が。マジですか? とか驚いていると、コンパニオンのお姉さんがひょっこりと。
 いやいや、あなたの方ではなくて
 コンパニオンのお姉さんとお話ししたい、という方が多いのでしょうね……普通は……。
 そんなこんなで、サイヴァリア開発の方とお話しすることができました。「3位と 5万点くらいしか変わらなかったんですよ〜!」と必死に訴えた結果、ちょこっとだけグッズを分けてもらえました。ありがとうございます! サクセスさんは実に素晴らしい会社です! ちなみに、お話できたのはマーケティングとデザインに関するチーフだったそうです。その方々によると「サイヴァリアはプログラマーが『これ面白いよ?』と持ってきたものなんです」とのこと。「弾幕などはプログラマが作っています」という話だったので、「プログラマーの方って、シューターなんですか?」と聞くと「はい、それはもう、好きみたいです。」という返事が。やはり、これだけ熱狂的な人気を得られるものは、その道の愛好者が作っていたんですねえ。何でも、良いものを作ろうと思ったときは、その道を究めるべし! ということでしょうか。
 また「PS2 が高解像度に対応したので、満足のいくものが作れました。」とも言っていました。「ドリームキャストでは作らないのですか?」と聞くと「ドリームキャストはちょっと……」。その気持ちはよくわかります(笑)。
 最後に「必ず買います!」と約束し、サクセスのブースを後にしました。いや〜、大収穫! でも、プログラマーの方が風邪でお休みだったということだけが残念でした。お会いできていたら、延々と話し込んでいたかもしれない……。こうなったら、サクセスに就職するか!?(笑)

PS one + 液晶 (ミスタードリラーG)
 やること終わったし、帰るか! というわけにもいかないので、他の場所をいろいろと回ってみました。ここからは、見かけたものなどを書いていきます。
 まず、PS one と専用の液晶モニタを発見。これは極小のプレイステーション、PS one に、これまた極小の液晶ディスプレイを接続したものです。これがまた、本当に小さいのです。Armored Core の通信対戦を行うときなどに使えるのではないでしょうか。あ、でも、背面のコネクタを全部隠しちゃうかな? ともかく、わたしがいっぱいに広げた手のひらに収まってしまうくらいの大きさです。
 ただし、もちろん液晶のサイズも小さいということですので、ずっとやっていると目が悪くなってしまうかもしれません。
 ちなみにミスタードリラーの対戦をやってみたのですが、ちょっとキャラクターが小さすぎて目がチカチカしてしまいました。

ふたりのファンタビジョン
 某サークルの M 君からによる要望で、ソニーの人へ「ふたりのファンタビジョン」についての質問をぶつけてみました。
 ソニーのブースにあったインフォメーションへ行き、そこの人 (おそらく広報の方?) に話しかけます。
 「えーと、ここで展示されていないゲームについてお聞きしたいのですけれども。」「お答えできる範囲でしたら。」……わたしがどんな情報を持っているというのでしょうか……。ともかく、聞けそうなので気を取り直して質問再開。「『ファンタビジョン』というゲームがありますよね。その続編で、『ふたりのファンタビジョン』というゲームが作られていると聞いたのですが。」広報 (だと思う) 人はそこで苦笑い。あ、やっぱり? 「春のゲームショウでは展示を行いました。しかし、開発が進んでおらず、今回は展示していません。」「打ち切られてしまったというわけではないのですか?」「打ち切ったわけではありませんが、開発はちょっと止まっています。」
 とまあ、こんな風な会話をしてきました。まとめると、「『ふたりのファンタビジョン』は開発中止になったわけではない」「しかし開発は進んでいない」ということになります。これでよろしいでしょうか、M 君? 「楽しみにしている人がいますから、どうか頑張ってください。」「ええ、そう伝えておきます。」
 ソニーの方々、頑張ってください。

BIOHAZARD
 ゲームキューブ版のデモを見てきました。感想。
 恐ェ!!
 マジで恐いです。PS 版とは較べものにならないクオリティで、ものすっごくリアルなゾンビが襲いかかってきます。あと、全体的に色調を暗くし、「影」の効果を出すことで恐怖感を数倍に引き上げています。ゾンビが動くと、壁に長い影が映るんですよ! 通風口の巨大なフィンが回ると、その影が部屋を横切るんですよ! これ、ものすっごく恐いです。
 小学生がやったら、本気で泣いてしまうんじゃないでしょうか? 決して夜にできないゲームです。イルブリードなんかとは全然違います(笑)。

Armored Core 3
 最初に言っておきます。これは、買いです。
 まずパッと見て感じられるのがレスポンスの向上。全体的にスピードアップしているような感じがします。また、ミサイルなどの軌跡もよりわかりやすくなっています。ガレージのインターフェイスも一新され、機体、パーツ、そしてその性能がひとつの画面に収まり、以前とは段違いの機能性です。
 ゲーム内容もなかなか変わっていて、六連装のスモールミサイルや、エネルギーマシンガンなどが使われていました。マルチミサイルも健在です。
 そして、この Armored Core 3 の最大の目玉はやっぱり 四人対戦 でしょう。二人ずつの二チームに分かれ、先にどちらがチームリーダーの機体を破壊するかということを競うスタイルみたいです。通信はイーサネットで行われると思われます。ときどき処理落ちしますが、製品版では改善されているかもしれませんね。ともかく、ちゃんと動くレベルまで到達しているようです。
 さすがフロムソフト、良い仕事をしています。

コスプレ
 やたらと多かったです。
 いつ頃から増え始めたんだろう……?
 剣と盾を抱えたリンクがショルダーバッグを持っていた、というのが新鮮でした。そういや、任天堂のブースが無かったような?

ちよちゃんのお父さん
 キーホルダーらしきもの、一瞬にして完売の様子。そりゃ、買うよね。
 わたしも買うよ?(えっ!)
 でも会場のアンケートには「今日持ってきたおこづかい」に 0 円って書いていたりする(笑)。

すももの小さな抱き枕
 H 君が買っていました。
 屈辱だ、と言っていましたが、自分を乗り越えたわけですから恥じることではないと思います。それよりもむしろ、乗り越えてどこに行ってしまったのか を考えるべきなのかも……。

メタルギア・ソリッド 2
 ようやく動作していました。なんとなく、ソリッド・スネークが若返ったような気がするのですけど。
 これまた格好いい。本物のアクション映画みたいです。ゲームシステムは、以前とさほど変わらない様子。

鬼武者 2
 何も変わっていないように見えます。バイオハザードとバイオハザード 2 の間にあるくらいの変化は欲しかったかな。
 買う価値は無いように思えます。

式神の城
 人がたくさん並んでいて、プレイできず。残念。
 ちなみに、Xbox です。
 隣にあった MYST III のデモで、Xbox がハングアップしたらしいという事態を見かけ 大丈夫なのか? という不安を拭いきれませんでした。

カラー PS2
 五色のカラーリングで、新しい PS2 が展示されていました。スペックは変わっていないのかな。色がついただけかもしれません。

夜明けのマリコ
 おそらく業界初。プレイヤーがマイクを使って、ゲーム中のキャラクターに割り当てられたセリフを言うというもの。誰かがテストプレイをしていたのですが、抑揚の全くない声で「きゃああああー」とか「たすけてーーーー」とか演じていたのが笑えました。さらに、ゲームのシナリオも超 B 級っぽいダメさで、実に しびれます (笑)。シーマンで取り入れられたテクノロジーの全てを懸けた バカゲー でしょう。

SQUARE in WonderSwan
 Romancing SaGaFF4半熟英雄、そして 魔界塔士 SaGa のデモが流れていました。半熟英雄とか、ものすごく懐かしい!

ザ・警察官 新宿24時
 コナミが光センサーのデバイスを使って出すそうです。また、回し蹴りとかクロスカウンターとかをやるゲームも。よくわかりません……。

2001年 10月 16日 (火)[この日記へのリンク]
 xyzzy が 0.2.2.213 にバージョンアップしています。まだダウンロードしてません。ML に流れたメールによると、あんまり変わっていないとか。

 再び beatmania 6th style について。

19, november
 7Key でやってみました。曲、全然違うやんっ! そして譜面も難しいっ!
 でも 100% 近くでクリア。HI-SPEED2 でやれば、何とかなるでしょう。

Y31
 tiger YAMATO の曲。難しいような、難しくないような。難易度7 の中では易しめだと思います。ただ、終盤がちょっと混乱しやすいので注意。
 R シリーズの方が好きだったなあ。

NIGHT OF FIRE
 ようやくクリアできました。いったんコツを掴めば楽勝ですね。それにしても、曲のノリが最高〜。
 2 鍵の同時押しが多いですが、曲を聴いていれば問題ないかと。THE EARTH LIGHT を練習しておけば確実でしょう。

Holic
 3rd の曲ですが、いつの間にか難易度が 7 になってます。譜面も変わっているのかなあ。
 恐くて手が出せません(笑)。

 WindowsXP 専用のスクリーンセーバーが公開されているそうです。ほんとうに WindowsXP 以外では動作しないようで、Windows2000 で試したけれどもダメだった、と ASCII24 には書かれています。
 さて、このスクリーンセーバー、必要とする動作スペックが「クロック500MHz以上」とか「128MB以上のメモリ」とか「Direct3D 8.0 対応の 16MB 以上の VRAM を搭載したグラフィックアクセラレータ」とか書かれていて、激しく不安です。いったい、それは本当にスクリーンセーバーなのでしょうか……?

開発日誌
 あまりに仕事が滞っているので、自分を戒める意味でまたつけ始めます。
 でも、かなりの下積みがあるところからとつぜん始まるので、読んでも意味不明でしょうね。長い間に把握していってください。(^^;
1. A → B という規則を探して順序づけするというアルゴリズムがどうしてもできない。グラフを構築してから番号付けするなども考えられたけれども、正しく番号付けしようとすると再計算が発生することに思い当たり、二の足を踏む。要は「ある記号 a と b が与えられたとき、a → b への単一記号への変換のみを使ったパスが存在するか?」ということが分かればいいので、順序をつけるのではなく、記号と記号のハッシュを作ればいいのでは? と思いつく。
2. が、10000 記号の場合は 10000×10000 = 100000000 となり、とてもじゃないけれどもメモリが足りない。やはり再計算を伴う番号付けしかないのか……?
3. 再計算を行う方法で実装すると、番号付けするのに成功。しかし、ほっとしたのも束の間、正しい番号付けにしても尤度がおかしい。どうやら他にも原因があるらしい……。昔にくらべてどのくらい尤度が変わったかな? と、昔のコードに戻したらセルフチェックに引っかかって止まってしまった。間抜けだ(笑)。
4. 尤度が微妙に大きくなっていることから、おそらく、A → B タイプの項が早すぎるタイミングで評価されているのだと思われる。というわけで、ソート部分のプログラムをまた書き換えなければならない。
5. これで直った! と思ったが、何も変わらず。まったく、泥沼に足がはまりこんだような感じ。

2001年 10月 17日 (水)[この日記へのリンク]
 以前にも話題にしましたけれど、マジックの種明かし論争が未だに続いているようです。

「マジック種明かし番組」問題特集

 うーむ、やはりわたしの意見は一般からかけ離れているんですねえ。わたしはタネを知るのが好きだというのに(笑)。どうも、不思議な現象を目の当たりにすると「あ、不思議だな〜。」で終わらせることができず、「こりゃいったい、どんな構造が後ろにあるんだ?」と気になって仕方ないという性格が原因だという気がします。推理小説を何度も繰り返し読み返せるか? という事と同じような、同じでないような。
 以前、トランプマジックのタネが明かされている番組を見かけました。で、そのタネというのが「もう、長年やってますので、感覚的に『これは〜枚だな』っていうのがわかるんですよ。」だそうな。これですよ、これ。長年修行を積み重ねてきた人だけが実現させることのできる、不可思議な世界。すごいですよねえ。寿司を握っている職人さんなども、毎回まったく同じ分量だけ握れるという話ですし。人間の反復学習能力とは素晴らしい。

 先日の日記で「こんなゲーム、買う価値なんか無い。」とか書いてますが、ふと、自分がそのゲームを開発していた人間だとすると、という事に思い当たりました。どんなヘボいものであっても、自分たちが精魂込めて作り上げた作品。それを、一目しか見ていないユーザーがズバッと切り捨ててしまうのは、あまりにも酷い行為ですよね。というわけで、前言撤回して言い直しましょう。

「面白いと思うならば、買ってください。」

 ……何も変わっていないような。

開発日誌
1. 教授と進行具合について話している中で、順序番号が付けられていれば A → B C D ... という形の項もソートの対象に入るということに気付く。何度も何度も謝罪した後は、コードを書き換えなければ。今度こそ直ってくれ! どうか、理論の間違いで済んでほしい。さもなければ、また地獄のデバッグをやらなければならないということになってしまうー!
2. その裏では金曜日に研究室を訪問するという方のために行うデモの用意、来週にある強化ゼミ (何て言ったらいいのかわからん〜) で使う資料の準備など、いくつかの仕事が同時並行。終わるのかな? いやいや、終わらせなきゃいけないんだな。
3. ようやく尤度が一致したー! 最初に書いた修正で正しかった様子。うーん、こんな簡単な事のために、延々と悩んでいたんだなあ。わたしはどうしようもない馬鹿者だなあ……。修行が足りない! 何はともあれ、動いて「めでたしめでたし」って感じです。あとはソースの整備と、インターフェイスの調整、機能の調整を行って、ようやく先へ進める。……なんか、どれも一筋縄では終わらないような事ばかりな気もするのですけれど。

2001年 10月 18日 (木)[この日記へのリンク]
 この二日間でちょっといろいろあったためか、気がゆるみ、完全に朝を寝過ごしてしまいました。目覚まし一個じゃ足りないのだろうか? ということで、PHS のアラーム機能も取り入れて、二重の対策をとってみようと思います。当然、朝食はすっ飛ばされることに。すると異様な気持ち悪さが残り、そのまま昼食もパス。夜にはきっと体調も戻っているに違いないのですが……。食費がかからず、経済的ですね。

 ThinkPad i1620 の新しい BIOS が出ています。「起動時間が改善」されたそうなのですが、どうも、長くなったような気がしてならない……。サスペンドからの復帰も高速化されたという話です。が、これまたよくわかりません。早くなっても 1 秒くらいじゃわからんですよ。ほか、以前から Bluetooth に対応したそうなのですが、そもそも Bluetooth 対応機器って何か出ていたっけ? という状況なので、まったく意味がありません。
 どうもこの頃、バージョンを追いかけているような気がしてならないですねえ。いや、気がするじゃないくて、追いかけてるんだな(笑)。

 昨晩、夜通し二時間以上も長電話をしてしまいました。新しい PHS 端末に変えてから、初の 10分を超える長電話。これまで 5分とかだったのが、一気に 150分という大台を突破してしまいました。いや、突破したから何なんだ? と言われると困っちゃうのですけど。ず〜っと、くだらない話をしてました。けれども、あんな話をわたしと交わすことができるのは何人いるんだろうなぁ? とか考えてみると、う〜ん、その人しかいないような気がするんですよね。
 そんなわけで、精神力がちょっとだけ回復。けれども、翌日大寝坊してしまったため、これから帰った後の展開を考えると恐怖で背筋が凍りついてしまいます。差し引きマイナス。駄目じゃないですか……。

 今日のちょっとしたショック。以前、HP を再開したらアドレス教えてくださいね〜、と言っておいた人がいるのですけれど、いつまで経ってもアドレスがやってこないのですよ。「まだなのかな〜?」と時々思い出すくらいだったのですけれども、今日、知り合いのサイトを渡り歩いていたら、とある掲示板にその人の書き込みが。……うーん、新しいページのアドレスが書かれてるねッ。というわけで、わたしの事など完全に無視されていたことが判明。うーん、ちょっとガッカリ。でもまあ普通、そんな、どうでもいい事なんか憶えていませんやねえ。情報網を広げておかなかったわたしも悪いわけで。
 という事を日記に書いちゃっていいのかな!? とか心配になりますが、どうせこの日記を読んでいる人はごくごく限られた人だけでしょうから、特に問題ないような。某大学の某サークルにいる方々と高校の友人一人以外に、読んでいる人いるのかな? 時々、うちの親が読んでいるという話もあるのだけれど……。

開発日誌
1. ようやく動作することが確かめられたのだけれども、教授に話すと「長かったねえ。」との一言。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……。
2. またもやブロックストリームの仕様を変更。いい加減にしろと言われそうだけど、これで最後! 本当だってば! 以前は不等号記号を二つ並べることでデータブロックを示していたのだけれど、それだと XML などと明らかに異なってしまうので、タグ名の先頭が小文字の d で始まるかどうかで、パケットブロックとデータブロックを区別するようにした。これでウソつき XML になった。あとは、モニタ部の修正とか。よく見ると、ルートパケットのモニタリングが不可になっていた。そりゃまずいって。
3. そういえば、教授に「並び替えがようやくうまくいったんですよ〜」と話したら、「トポロジカルソートでしょ?」と言われた。ええ、そうなんです、そうなんですよね、最初から冗長でもトポロジカルソートを実装しておけば良かったんですよね。自分のケチさがつくづく嫌になる。

2001年 10月 19日 (金)[この日記へのリンク]
 ようやく、以前から観ようと思っていた『ハンニバル』を観ることができました。『羊たちの沈黙』の続編にあたり、逃亡したハンニバル・レクター博士をめぐっていろいろ起こるという話です。いやー、なかなか……どころではなく、ものすごく壮絶な映像でした。首吊りするわ、硬膜の炒め物喰わされるわ、脳味噌を子供に喰わせるわ、イノシシが人にかじりつくわ、……うひゃー!
 レンタルしてきてくれた Y 君には感謝。M 君はちゃんと 最後まで 観るように。
 世界の十大凶悪犯リストの中にビン・ラディンが入っていたというのには、ちょっと苦笑い。

 知り合いの仕事仲間である方から Java のテクニックを伝授してもらいました。やっぱり、物事というものはよく知っている人に聞くのが一番ですね。repaint() を使わないというのが意外でした。うーむ、どこもかしこも、みんな repaint() で画面の書き換えを行っているのに……。言われてみれば確かにその通り。アプレットのグラフィックコンテキストを getGraphics() で持ってきて、それを update() に渡してあげれば良いのですよね。
 Java の内部的な構造を良く知っていなければ、なかなか辿り着けない地点なのかもしれません。「典型的なゲームプログラマ」と表現されたのですけれど、インターネットをかけずり回って最も多く使われているようなコードを参考にしたので、そりゃ典型的になるかな? という感じです。

 英国から、Nicos さんという方が研究室を訪問してきました。佐藤先生と沼尾先生の三人で研究に関していろいろ話していて、やがてわたしも呼ばれ……。
 せ、世界が違う……。集中力が切れるとすぐにわけわからなくなるし、そもそも話している内容が意味不明だし。さらに、わたしの言いたいことはまったく伝わらないし。というわけで、完全に燃え尽きて真っ白です。英語ー! やんないとー! 自分で文を組み立てる練習しなきゃいかんですね。言葉自体は、意外に聞きやすいということが判明したし。英作文能力の無さを思い知らされました。
 はー。
 ところで、英国の人ってアルファベットの書き方がちょっと違うんですな。きっと、わたしたちの方が変な書き方をしているに違いない。
 ちなみに、教授の話によるとあの Nicos さんがわたしの競合相手になるのだとか。勝てません。beatmania くらいなら勝てるかもしれませんけど(笑)。そいや、C とかはまったく駄目で、Prolog ハッカーだと言っていたなあ。うーん、そういうものなのかなあ。きっとわたしは趣味の方に偏りすぎているんですね。趣味で Prolog やる人なんて、あんまりいないでしょうし。(^^;

開発日誌
1. 今日やってくるという方のためにデモのセッティングをしていると、頭をふと不安がよぎる。……尤度、合ってなくないか? ガバッと姿勢を正し、慌ただしく端末のキーボードを叩く。違う。違っている。尤度が違う! この値が違うということは、Inside-Outside とグラフィカルEM の計算が等価でないということになり、それはすなわち信頼性の欠如ということになってしまう! まずい、それは大いにまずい! どうするんだ、どうしてなんだ!?
2. と焦りまくっていたが、思い出してみると、学部の頃に二つの値が一致することは確認してある。ならば、足りないデータがあるに違いない。探しました。一生懸命探しました。そしてようやく見つけた答えは、各パラメータの初期値。今の実装系では文法自体にパラメータが埋め込まれているので、実行するごとにパラメータが異なるという心配をしなくても良いようになっているのだが、以前はパラメータの記述ファイルを引き渡さなければならず、渡していない場合はランダムの値が割り当てられることになっていた。それだったら、二つの間で異なるのも当然。ほっ、と一息……。
3. 詰めが甘いわ! というわけで、件のデモは最後の一手で失敗。余計な事しなきゃ良かったヨ。はあ……。ともかく、これでミッションひとつ完了! 残るミッションは……数知れず……。

2001年 10月 20日 (土)[この日記へのリンク]
 いろいろと抱えている仕事に、少しずつ滞りが発生してきてしまった気がします。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、マルチタスクで少しずつ進んでいるのですけれども、どれも完成の一歩手前で停止しちゃったり。〆切が前のものから順番に片付けているのですけれども、他人から見れば「あいつどうしてこんなにサボってるんだ」ということになるわけで、どれもこれもフルスピードで進めていかなければならないのですよね〜。
 ちなみに、現在、完全に停止しているのが一般常識の収集と、就職に関する情報の収集。じつは自然言語処理業界の動向に関する情報の収集もサボっていたりします。いろいろとやらなきゃなぁ。

 引っ越しをしたとき、周りの人への通知などの最後に「近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。」と書きますよね。しかし、実際にはまったく「来てほしい」などと思っていないわけで、慣習という形をとった「上辺だけの付き合い」だと考えられます。同じようなことで、京都のお店などで「おいでやすー」(でいいんだっけ) と声をかけられてそのまま「行っていいのかな〜?」と突っ込んでしまうと「何この人!?」と思われてしまうとのことです。ま、お金を落としていくのであれば、きっと誰でも良いんでしょうけど。
 たった二例で一般化するのも間違ってますが、世の中には上辺だけの虚構がたくさんあるように見えます。たとえば「ここの日記は日記らしいですよ。」などと褒められるような言われると、「つまりは日記らしくないっていう事か?」「うまいこと言って、何か引っかけようとしてんのかな?」とか考えてしまいます。特に、わたしなんぞより遥かに日記らしい日記を書いている人に言われた時など、ですね。
 しかし、本心がどんなものであっても、声をかけてくれるのはやっぱり嬉しいものです。だから、解っていても騙される事があるのですけれど。

 KEYBOARDMANIA 3rd の Pink Rose という曲 (ボーカル曲) を、良いな〜と感じられるようになってきました。ということは、いま世の中に出回っているボーカル曲も聴けるということじゃないか!(今までは聴けなかったのか!?) ユーロ調の曲を歌っているもので「この人オススメ!」っていうものがありましたら、ぜひ教えてください。Paula Terry ってのはナシです(笑)。
 ちなみに、いまのところ岡本真夜 (だっけ) という方を推薦してもらっています。系統違うけど。

 DDR MAX がそろそろ稼働しているはずです。フリーズアロー、どんな具合なのでしょうか。
 画面構成は 5th の時とそれほど変わってませんね。

開発日誌
1. 来週の頭にやる予定のちょっとした講習に使用される資料の作成を続行。が、どこまで書けばいいのか、いまいち不明。そんなわけで、「詳しくはこれこれを参照すること」という内容ばかりの、言ってみればリンク集のようなものになってしまうかもしれない。しかしまあ、相手方はその場所すらも解っていないわけなので、役に立つことは間違いないだろう。
2. やはり、昨日のデモは Chomsky 標準形に変換した文法を使用すると極端に遅くなることが判明。それにしては遅すぎるので、もしかするとまだバグがあったのかもしれない。教授がパーザの性能もグラフィカル EM の一部と考えているような気がしてならず、ちょっと不安。構文解析に関しては、それぞれの文法やコーパスに合ったものを使えば良いはずである。……そうね、そこまで解っているのだったら、CYK (CKY) パーザを用意しておくべきだったネ。

2001年 10月 21日 (日)[この日記へのリンク]
 DDR MAX を目撃しました。おー、確かに踏みっぱなしだ。フリーズアローだ。true... の背景がムービーになってる。おおー。
 ……以上(笑)。

 現在、ロッテリアにおいて「松茸バーガー」なるものが販売されています。「松茸なんか使うかぁ? いったいどんなものなんだ、そんなに 変な ものにはぜひともチャレンジせねば!」というわけで、チャレンジしてみました。構成としては、パンの間にクリームコロッケとチーズが入っているというもので、グラタンコロッケバーガーが分かる人はそれを思い浮かべればよいでしょう。
 さて、松茸は香りが命だといいます。というわけで、まずは香りを。
 ……なんか、土臭い んですけど。
 あ、味はどうなのかな?
 ……なんか、椎茸と言われてもわからない んじゃないかと思うんですが。
 ええ。
 そういうわけでして、一度チャレンジしたので 二回目以降は遠慮します
 一度もチャレンジされていない方は、気が向いたら 試してみても良いのではないでしょうか。ですが、間違ってもあれを松茸だと考えてはならないと思います。松茸もどきのキノコなんだ、と考えれば……。ちなみに、1UP はしないと思います。

 サークル内の雰囲気が、工大祭前という事で、一気に加熱してきています。閉めきられた中に多数の人間が押し込められ、さらに多数の PC が稼働しているという状況では、ぐんぐん部屋の温度が上昇していきます。この部屋の温度の上昇は、きっと、みんなの背中に火がついたから というわけではないと信じています(笑)。
 ご利用は計画的に。
 お仕事も計画的に。
 ……痛っ。自分で言っていて、自分で痛いです。はい。

開発日誌
1. いかん、今日は研究に関連した方を何もやっていない……。月曜日の資料作りの方もまだ終わっていないし。MSLR の使い方に関して、いろいろと調べたり実験したりしなければならない。そんな事を考えている今現在は日曜日から月曜日に移り変わったその瞬間。ちょっと、ヤバい感じが漂ってくる。

2001年 10月 22日 (月)[この日記へのリンク]
 やばいぃ〜! 先生がですね、「これこれこうやるにはどうすればいいのでしょう?」と聞きに来たのですよ。「それはですね〜」と、byakko で挙動を示そうと思ったら、ついうっかり、WWW ページを閉じるのを忘れてしまってまして……、ここ をバックグラウンドに、その上に TeraTerm が起動するという具合になりまして……。左のフレームのキャラクターが半分表示されていまして……。うわああぁー!(笑)
 何も突っ込まれませんでしたが、無言の圧力というのでしょうか、とても恐かったです。
 わ、わたしは何も悪くないんだー!(笑)

 今日もいつもと変わらず byakko を使っていると、突如、HDD から「カコンッ!」という巨大な音と、何かが引っかかったかのような不気味な感触が。
 な、な、なんですか……!? もう HDD にガタが来始めてしまったというのでしょうか? というわけで、早いところ USB 版 CD-R を購入計画を実行に移さなければ……。ちゃんとバックアップをとらないと、泣くに泣けない事態になってしまいますからねえ。
 この頃、PC の中で最も重要な部分というのはハードディスクなんじゃないかなあ、と確信するようになってきました。確かに CPU などが無ければ何も動けませんけれど、CPU だけがあっても、そこに情報などの価値は存在しないわけなのですよね。まあ、回路図という形で情報はありますけれど、それはちょっと簡単に取り出せるような代物ではありません。しかし、ハードディスクにはものすごい量の情報が収められています。それ単体では動作しませんが、PC のパーツはどれも同じ、それ単体ではなんの意味もありません。って、そういう風に作られたのが PC/AT なんじゃなかったっけ……?
 ともかく、わたしにとって情報というものは命にも等しいくらいに大切です。そういうわけで、ハードディスクとその中のデータを失うということは、自分自身を失っていくのと同じという意味になってきてしまうのです。せっせと作ったプログラム、こつこつと書きためてきたこの日記など、もうこれらは自分の一部といってしまっても過言ではないかもしれません。
 そんなわけで、ちゃんとバックアップをとらなければ、と心に誓い直す今日この頃でした。
 ところで、バックアップの方法論ってあまり議論されていないような気がしますよね。かなり重要な事柄だと思うのですけど。あまり起こってほしくない事態なので、考えないようにしているのでしょうか。けれども、可能性がある限りは対策を講じておいて損はないと思います。自分だけはクラッシュしない、などというわけにはいかないのですからね。

開発日誌
1. 本日の講習に使うための資料をせっせと作成。tgif で図を描いたりなど、ちょっと手をかけすぎてしまったかもしれない。が、作っていて自分自身のためにもなるので、その辺りは考えないことにしよう。しかし、ツールの使い方に関して書くはずだったのが、肝心の使い方に関してまだ調査不足だというお寒い状況。一度は自分で使ってみなければ……。
2. ところで、明日に輪講の当番が回ってくる I 君は発表の準備ができているのだろうか? ここ数日、まったく姿を見かけなかったのだけれども……。
3. 疲れたので校内をぶらぶらと散歩していたのだが、その時にふと思いつく。手数はかかるけど、括弧をまたがないように項を作るようにすれば、括弧付きコーパスも Earley パーザで構文解析できるよな、と。同じ事を Stolcke も書いていたような気がするけれども。もう一度、論文を読んでよう。できそうならば、今さらチャートパーザの C コード版を作る必要も無い。使うものは少ない方がいい。そうしよう。まずは論文からだ。

2001年 10月 23日 (火)[この日記へのリンク]
 bison を使って作られた、Ruby パーザの拡張モジュールが動き始めているらしいです。まだバグが取り切れていないそうですが、メソッドを適当にオーバーライドしてあげれば、コメントだけを抜き出したりすることができるようになるみたいです。これはかなり便利なのでは? というわけで、これからの開発に期待です。

 DDR MAX をやってみました。今回は という三つのモードに分かれていて、それぞれ BASIC、ANOTHER、MANIAC に対応している……と思います。ほか、曲を選択するときにスタートボタンを押しっぱなしにしておくといろいろなオプションを選ぶことができるという機能付き。これが結構便利で、やたらめたら遅い曲ならばシーケンススピードを上げてみたり、フリーズアローなんかいらん、という場合はオフにしたりと、それなりに色々と操作できるのです。beatmania IIDX 6th style でもオプション選択機能が充実していましたし、BEMANI が全体的にオプションを自由に選べる方向に向かっているようですね。
 さて、やってみた曲の感想でも。

exotic ethnic/RevenG #[%red]{ANOTHER (踊)}
 エスニックテイストの RE-VENGE 曲。AFRONOVA とか祭JAPAN とかを作曲している人、と言えばわかるでしょうか。今回はエスニックな感じで、奇妙な雰囲気をガンガン出してくれています。足譜の方も尋常ではなく、レベルを付けるならば文句なしに足 8 でしょうね。フリーズアローも嫌な感じに出てくれて、難しめです。

Healing Vision (Angelic mix)/2MB #[%red]{ANOTHER (踊)}
 5th にあった名曲 Healing Vision のアレンジ。曲初めの異常な遅さに「なんじゃこりゃ!?」と面食らった後、突如跳ね上がる BPM。そして、曲半ばでのワンテンポずらすようなシーケンスの停止。とまあ、いろいろなギミックが詰め込まれています。もちろん、フリーズアローもギミックのひとつ。足譜自体は、それほどという感じ。ANOTHER ですからね。

Firefly/Be For U #[%lime]{MANIAC (激)}
 結成してから一年も経たずにメンバーの一人が ソロデビュー してしまったという、Be For U。チームの結束力は大丈夫なのかと疑いたくなりますが、とりあえず次の曲を出してくれました。これは最後ということで MANIAC に挑戦。……したのですが、あっけないほど簡単。あえて言えば、フリーズアローが多く、それが面倒だったというくらいでしょうか? 曲はユーロ調で、DYNAMITE RAVE などを思い起こさせてくれました。

 全体的に、簡単ですね。ただ、ANOTHER でもけっこう難しいので、なめてかかると痛い目を見るかもしれません。難しそうに思えたフリーズアローですが、無茶なものは「まだ」出てこないようなので、それほど敬遠しなくてもよいでしょう。むしろ、軸足が固定されて楽になるかもしれません。なかなか、思いつきそうで思いつけないアイディアなのではないでしょうか? そういえば、キャラクターセレクトが無かったなあ。

 どうやら、風邪をひいてしまったようです。のどが痛いし、咳もちょっと出るし、熱っぽいし、お腹も痛い。
 見事に風邪の症状じゃないか。
 というわけで、今夜大学に泊まって、明日の講義に出たら、帰ってまた次の日に来て、そのまま残って……さらに次の日は工大祭? よく考えれば、ゆっくりと風邪を治すために休む暇が無いじゃん!(笑) というわけで、休めるのは来週になってから……は、四年生の方々に対する講習があるのか。その次がゼミで、その次が……。
 ……風邪って、気力で治りますよね?

開発日誌
1. 昨日の講習は、ものの見事にわたしと先生で話の間が空いてしまい、聞いている側にはかなりの負担を強いてしまった、というか、意味不明だったと思う。うむむ、もうちょっと密な打ち合わせをしなければ……。でも、もうこんな時期になってしまったのね、というのも正直な感想。博士の方も手伝ってくれているし、きっと、何とかなるに違いない。ところで……うちの研究室って三〜四人しかいないんだっけ……?
2. 「見せた」と言うべきところを「見した」と言ってしまい、先生に突っ込まれる。あうっ。けっこう、わたしの発音はいろいろなところで変らしい。「り」をうまく言えなかったり。beatmania や DDR が発音をチェックするようなものでなくて良かった。
3. 括弧付きコーパスのデータ構造をちょっと変えて、完全な構文木にも対応できるようにしてみる。が、文字列のパージングが必要になり、どんな風にそのパージング機能を取り入れていこうかというのが問題。
4. とか言って、構造を変えたら、これまでとまったく互換性が無くなってしまった。まあ、いずれにせよ Earley の方にも手を入れなければならなかったので良い機会だったと思うのだが。それにしても、データ構造を考えるというのは何とも難しい。定番はあるものの、そればっかりで済むというわけではないからなあ。

2001年 10月 24日 (水)[この日記へのリンク]
 風邪が悪化しているような、治ってきているような、微妙な感じです。とりあえず、昨日より腹痛がひどくなってきました。あ、それって悪化していると言うんですね。でものどの痛みは消えてきました。かわりに、鼻がちょっとひどいことになってます。これは治りかけていると判断するべきなのでしょうか?
 とりあえず、起きてからすぐに、すっかりさっぱり危うくその存在すらも忘れるところだったソフトウェア設計論のレポートを適当に片付け (プログラム作れと言われてもたぶんあんな仕様だったら無理)、tgif でへこへこと図形を描きながら強化講習用の資料作りを片付け、ちょっと某プロジェクトの作業をして、最後にソースコード書き……。
 ……うあー、できるだけ頑張ってみるつもりでしたが、ちょっと、耐えられないほどに具合が悪いので、今日は早めに帰ることにしました。まぁたインターネット応用特論とベンチャービジネス特論出られなかったヨ。まあ、他専攻の科目はもう十分に確保してあるので、それほど痛手ではないのですけど。明日のソフトウェア設計論と情報セキュリティ特論は、取らなければならない単位なのでちゃんと出席しなければ。

 ところで、世の中には「肉体の風邪」と「精神の風邪」、このふたつの風邪があるように思えます。肉体の風邪は、鼻が出たり、関節が痛んだり、内臓に痛みが出たり、発熱したりと、なかなかに苦しいもので、自分ですぐに「風邪をひいちゃったな」と知ることができます。しかし一方の精神の風邪はというと、ほとんどの人が自覚できていないのではないでしょうか。それはおそらく、精神というものが自分一人の内部だけに閉じてしまった世界だからでしょう。「異常」という状態は、「正常」という状態と比較することで認識することができます。「正常」という状態は、確率的にも物理的にも、いろいろな意味で安定した状態のことでしょう。四六時中変化が起こるような状態を「正常」と言えるでしょうか?(言える場合もあるでしょうけど) もし一人で閉じた世界にうずくまっていれば、比較するものは自分の過去しかなく、自分の境遇というものはなかなか客観的に見つめにくいものです。
 どうしてこんな話をとつぜん始めたかというと、サークルで「オタク用心棒」というコミックを見かけまして……。度を過ぎたオタクっていうのも、精神の風邪を病んでしまっている人なのかなあ、と思いまして……。
 え? お前? わたしですか? 何言ってるんですか。わたしは 健康そのものに決まってるじゃないですか
 身の回りに Ruby があって、C 言語があって、Java があって、それからそれから……。

 とっても 健康でしょ?

開発日誌
1. ようやく MSLR 系の各種スクリプトなどが使いこなせるようになってきた。しかし、どう使って良いのかわからないところもまだ多々あるので、ようやく第一歩を踏み出すことができたという感じか。ところで、Sun の head コマンドは行があまりにも長すぎると落ちてしまうようである。もっとも、使っているのもかなり古い SunOS なので、さすがに今では修正されていると思うが……。
2. 括弧付きコーパス、構文木コーパス、さらに各位置に複数の単語が配置されるモードの検証が終了。MSLR のものよりは、ずっと見やすくなったはず。次は Stolcke パーザの改良に取りかからなければ。括弧付きコーパスの解析方法も論文から調べたし、あとはわたしがひたすらコードを書くだけ。

2001年 10月 25日 (木)[この日記へのリンク]
 銀行へ押し入って現金を奪ったまでは良かったけれども、手元を見てみれば盗んだものがすべて一円玉だった、という強盗の話がニュースなどで出ています。残されたものなどから身元の割り出しが進められているというそうですが、わたしが気になっているのはこの事件そのものではなく、報道機関の伝え方です。
 「一円玉強盗」などと言われると、まるで 一円玉が欲しくて盗った ように聞こえませんか? ひょっとすると本当に一円玉が欲しかったのかもしれませんけれど、普通に考えれば一円玉を盗もうなどとは思いませんよね。一番近くにあった袋を奪ったら一円玉だった、というだけでしょう。とすれば、「一円玉強盗」と表現するのは正確ではないように思えます。
 では、何と呼べばいいのでしょう? 「盗りたいわけではなかったけれども結果的に一円玉をたくさん盗んじゃった強盗」だと長すぎますね。ならばこれを短縮していくかたちで考えていきます。「結果的に一円玉の強盗」? これも長いですね。しかも、途中に助詞が入ってしまっているので語呂も良くない。じゃあ、もっと短くして、さらに語呂も良くということで考えていくと、「一円玉強盗」!
 ……やっぱり これがベストだということで
 ところで、この強盗、麻袋の中身が一円玉だと分かった後、ひとしきり地団駄を踏み、そしてその後 一円玉が何枚あるか数えた に違いないと思うのですけれども、どうでしょうか。思わず数えちゃいそうじゃないですか? 二千枚を数えるのには、何時間かかるんだろうなあ。

 寝過ごしたじぇ〜! というわけで、今週のソフトウェア設計論も自主休講。その代わりに風邪がほとんど治ったから、いいとしよう……。後が恐いけど。さらに、時間割を間違えていて、情報セキュリティ特論とベンチャービジネス特論を取り違えていました。またもや重要な講義に行けませんでした。
 ……。
 ま、まあ、来年の前期もあるし、ね……。(すでに逃げ腰)
 とか思っていたら、やっぱり休んでいた方が得策だったことが判明。もう少し休んでおかないと、またぶり返してしまうような感じです。

開発日誌
1. 括弧付きコーパスの解析もできるように、内側確率や外側確率の計算部分などを全面的に改造しようと決心。頑張って書いてます。なるべく分かりやすく、分かりやすく、と気を付けつつ。なるべく変数を作り、出てくる数値にはなるべく意味を持たせるように。基本だけれど、忘れやすい事。
2. けっこう、変更点が多い。自分で多くしているのでは、という話もあるが。とにかく、ただひたすらにコーディングあるのみ。明日のために、打つべし! 打つべし! 打つべし!

2001年 10月 26日 (金)[この日記へのリンク]
 そういえば、Devil May Cry(PS2) のレポートをしていなかったような気がします。とりあえず EASY AUTOMATIC でクリアしてみました。次は NORMAL に挑戦です。
 あらすじを簡単に紹介しておきましょう。親兄弟の仇を捜しながら悪魔退治を裏稼業として行っている、バー (だと思う) 「Devil May Cry」の店主ダンテの元に、トリッシュという女性が依頼に訪れた (押し入った?) ところから話が始まります。デカい溶岩蜘蛛と鬼ごっこをして楽しんだり、焼き鳥を串刺しにしたり、FF7 のヴィンセントよろしく悪魔化したりしながら (きっと変身時には「デビィ〜ル!」と叫んでいるに違いない(笑)) ほとんどまったく 説明のない話が展開されていきます。おそらく、B 級アクション映画 が好きな人ならば受け入れられるシナリオでしょう(ぉぃ)。
 さて、この手のゲームでは シナリオなんか二の次 なので、ゲームシステムに関する話に移りましょうか。
 まずは操作性ですが、ちょっと難点があります。というのも、各カメラアングルにおいて「北」が異なっており、キーアサインが変わってしまうのです。つまり、ある画面では上方向が北だったのに、他の画面では右が北になってしまうのです。それも、しょっちゅう。また、この手の 3D ゲームにはよくあることですが、他のオブジェクトが目の前にあるとプレイヤーが隠されてしまい、何が起こっているかわからなくなります。64 だったかでは、ポリゴンの半透明処理が行われているのもありましたよね。同じようなことをやってほしかったのですが……。最悪、他の敵に遮られたところでボコボコにされていたりします(笑)。しかし、これは慣れてくればそれなりに対応できますし、画面が変わった瞬間ではキーアサインが継続されるという処置も施されていますので、まあ、深刻な問題ではないでしょう。
 アクション操作性はとても良好です。操作を全てアナログ側でやることもあって、コマンド技がけっこう出しやすいように思えます。また、コンボを繋げていくのがけっこう楽で、技の繋ぎ方でいろいろと楽しめそうです。斬り→ハイタイム→ハンドガン乱射、というのが気持ちいい。ショットガンも格好いいですね。「格好良さ」を追求したというだけあり、各所の動きがビシッと決まっています。ただ、もうちょっとダークな感じを出した方が、格好良いダンテになったんじゃないかと……。
 EASY だったのでハイタイム→ハンドガンという典型的コンボで何とかなりましたけれど、HARD にもなってくるとそれだけでは通用しなくなってくるそうです。が、デビルトリガーで魔人化→スティンガー、もしくはグレネードランチャー→緊急回避キャンセルという王道コンボは崩れないらしく、結局はワンパターンになってしまうのかなあ、という感じもしますね。デビルトリガー→ヴォルテックスなどもあるそうですが。
 初回プレイで、クリアまでに三時間ほどかかりました。が、ちょっと、長すぎるかなあ、という感じが。かといって、あれ以上に短いと製品として非難されかねませんし。難しいところでしょうか。ある程度でミッションを区切りながら進めるのが良いかもしれません。また、各ミッションを手早く終わらせていくと、飽きないかもしれませんね。もっとも、手早く終わらせられるかというのは別の問題ですが。
 総合的には、良い方じゃないかと思います。が、シナリオに期待したらダメです。アクション性がとても高いので、鬼武者よりは面白いと思います(笑)。

 WindowsXP に初めて触ることができました。ちょこっと触ってみただけなのですが、けっこうレスポンスが良い……って、そりゃそうですね、店頭に置かれていたのは Pentium4 の高速マシンですものね……。ZDNN の記事によると、大量のメモリを持っている場合、そして Pentium4 を使っている場合は、WindowsXP は Windows2000 よりも高速に動作するそうです。メモリが多ければ、というのはスワップを発生しにくくするため。Pentium4 ならば、というのは SSE2 命令を使って高速化を図っているため、だそうです。
 OS を変えるだけでアプリケーションのパフォーマンスがぐっと上がることもあるようで、なかなか興味深いことですね。

開発日誌
1. 今日もひたすらコーディング、そして週明けに予定されている講習用の資料作り。データフローに関する図が一段落したので、次はシェルスクリプトに関する資料に取りかからねば。残り時間少なすぎ、という話もあるが。
2. 案の定 というか、工大祭準備が修羅場である。何も出店する予定のないわたしは、研究のプログラムを進めながら、同時に困った人たちのお手伝い。しかし、今になってこんな事を聞かれるとは思わなんだ(笑)。今夜は部室が不夜城となる。いや、夜通し宴会やってるというワケではなく。

2001年 10月 27日 (土)[この日記へのリンク]
 今日は工大祭の初日でした。結局間に合わなかったプロジェクト、間に合ったけれどもまだ中途半端、というものばかりで、来場していただいた方々には「なんだろうなあ、ここは?」という印象ばかりを与えてしまったかもしれません。しかし、そのような「もうちょっと時間があれば……」(裏返せば 「もうちょっと前から準備を始めていれば……」) というようなものでも「頑張っていますね」のような声をかけてくださる方もいて、とても感激です。いや、わたしは何も出展しなかったのですけれども。その代わりに、色々なプロジェクトに顔を出して「進んでいるか〜?」と編集担当のようなプレッシャーをかけ、余計な口出しを多数……。プロジェクトに加わってない人間がとつぜん顔を出して、コーディングに口を出すというのはまったく不愉快だったでしょうね……。
 工大祭は明日もあります。その明日には、すべてのプロジェクトが動いていると信じて…… いいんですよね ……?

 ATOK15 for Windows が発売されるそうです。今度の目玉機能は「方言対応」! わたしが現在使っている ATOK14 では「いかへん」を変換すると「以下片」になってしまいます。しかし、ATOK15 においてはちゃんと「いかへん」と変換されるそうなのです。それって、辞書に登録すればいいわけではなくて? おそらく、エンジンがちゃんと複数の言い回しを解釈できるようになっているのでしょう。
 漢字変換といえば、工大祭で行われていた (行われる予定だった) 田中・徳永研の「二日でわかる NLP 入門」という出展。どんなことやっているんだろうな〜、今年も行ってみようかな、と六階に上がってみると、「諸般の事情により今日は 中止します」のように書かれたホワイトボードが。「二日でわかる」と言ってしまっているのに、その片方である今日を休んだら わからないってコト!? と考えてしまうのは行き過ぎでしょうか。
 明日、どのような出展が行われるのか楽しみです。
 ……やっていなかったりして。

 ちなみに、NLP というのは Natural Language Processing で、自然言語処理のことです。いちおう、各個人の脳にはその究極形が既に実装されているのですよね。この脳の構造を何とかして工学やら数学やらで解き明かしてやろうという取り組み。……のハズ。(^^;
 世界中で研究が行われていますが、なかなか、劇的な進歩というものを見られない分野です。音声認識ではバイグラムモデルで認識率をかなり向上させることができたのですけれどもね。研究をずっと見ていると、もしかすると、ドラえもんのような人間のパートナーは永遠に現れないかもしれないなあ、と思ってしまいます。百年後にはどうなっているかわかりませんけれども……。少なくとも、ここ十年で到達できるような領域ではないでしょう。

開発日誌
1. 上のような事情で、ちゃんと 他人のコード が動くようになった一方、わたしのコードはまだ動かず。オブジェクトを生成した後に Ruby の例外を発生させてしまうとメモリリークになってしまうので、それを何とか回避させようと頭を働かせているところです。Ruby のオブジェクトにラッピングしてしまうというのがひとつのアイディア。そうすれば、メモリの解放は Ruby のガベージコレクタが担当してくれます。さらに、予めヒープを解放しておいても、ちゃんとポインタを NULL にしておけば良いので、メモリが圧迫されるような問題も無さそう。

2001年 10月 28日 (日)[この日記へのリンク]
 そして今日は工大祭の二日目。
 ……つ、疲れたので、これだけ。ずっと研究室でお仕事してたので、工大祭自体に疲れる要素は無いのですが……、その後の打ち上げで。(^^;

開発日誌
1. というわけで、そんな状況で開発が進むわけもない。昼間にやっていたのは、Java の方のお仕事。根本的な思想部分から変えるという、かなり大胆な手を選んだ。早いところ、そのバージョンを仕上げなければ……。

2001年 10月 29日 (月)[この日記へのリンク]
 工大祭が終わりました。しかしそれにしても、毎年毎年、よくこんなもので人がやって来るものです。近場の方々と、内部性の知人、大学を受験しようとしている人以外に、他の目的で来た人が何人いるのでしょうか。もっとも、他の大学も似たようなものですけれども。近くでもなく、知り合いもおらず、将来関わり合うことがないような大学の学園祭に行くような人はほとんどいませんよね。
 けれども、それを考慮に入れてもなお、工大祭はつまらない催し物だと思われます。どうしてこんなにつまらないのでしょうか? それはおそらく、いわゆる「身内ネタ」が多いからなのでしょう。出店はほとんど食べ物関係で、去年も出していたから、という理由だけで続けているような所が多くあるように思えます。たしかに「目的を持つ」というのは難しいですが、せめて「どうやったら売れるのかな?」など、消費者側の視点に立って考えてほしいものです。
 研究室が行うオープンキャンパスは良いですよね。なかなか見られないようなものがたくさん見られます。あ、原子炉研行くの忘れたヨ。ほか、技術系サークルの展示発表も面白いですよ。とくにロボット技術研究会 (通称ロ技研) は「人に見せる」ための展示をちゃんと作っていますから、きっと楽しめるでしょう。……今年はもう終わってしまったので、来年にでも見に来てください。(^^;
 我らが無線研は「好き勝手にやる」がポリシーなので (ホントかオイ) ちゃんとしたものが見たい人にはくだらないように見えてしまうかもしれませんが、一風変わったアイディアなどが渦巻いていますので、そういうベクトルに惹かれてしまう方々はぜひ見に来てください。……今年は終わっちゃったので、来年になりますが(笑)。

 「子ぶた注意報」というコンニャクパスタなるものにチャレンジする機会がありました。何だそりゃ? という方は、楽天市場 のこちらをどうぞ。いつまでリンクが残っているかわかりませんけれども。ちなみに、カルボナーラ風味です。
 紹介文を引用しますと、『パスタの大人気メニュー&超高カロリーなカルボナ−ラを、ダイエット中のパスタに実現したのがコレ。こんにゃく独特の歯ごたえと、こってりとした味付けに満足すること請け合いです!』だそうで。こってりというか、食べていて 気持ち悪い です。そして、これぞまさしくコンニャク! という麺。見事なまでにコンニャクです。プチプチとちぎれ、それでいて腰のある歯応え。気持ち悪いです(笑)。
 ただ、水をちょっと加えてレンジに入れれば五分で完了という、至極簡単な調理法は良いかもしれません。ま、それに相応した味 になりますけれども。

開発日誌
1. 実は、まだ一度もコンパイルをかけていない。一発で全コンパイルが通ったら、ぜひ拍手喝采を願いたい。一発でバグ無しが判明したら、…なんかくれ(笑)。
2. 昔のコードがほとんどそのまま使えるので、それほどの苦痛はない。むしろ、ソースがシェイプアップされるので気持ち良いくらい。これでもう少し時間が豊富にあれば文句はないのだが。
3. コンパイルをかけてみた。…エラーがたくさん出てきた。コ〜ディングは続く〜よ、ど〜こまでも〜…。

2001年 10月 30日 (火)[この日記へのリンク]
 xyzzy 0.2.2.215 が出ています。ついにフロッピーに入らなくなった様子。でも、RAR とか圧縮率の高いものを使えば使えばまだ入るんじゃないのかな。
 また、IBM の ThinkPad i1620 用 ACPI ドライバ、TrackPoint ドライバなど各種ドライバの新バージョンが出ています。どちらも細かなバグフィックスの様子。

 とある方の日記を読んでいて思ったこと。
 「人生って何だろね?」
 深い質問です。「汎用のデータ型って何だろね?」とか「あらゆるプログラムの雛形って何だろね?」というのに匹敵するくらい、深い質問です。そういう喩え方しかできないのでしょうか、わたしは? それはともかく。人生とは生きることである……なんていうのは、ちょっと思慮が無さすぎでしょうか(笑)。この生きて、暮らしている中で、いったい何をするのか? どんな意味を見いだすのか? そういう意味の質問なのでしょう。
 「人生とは何だろうか?」と考えている間にも、時間は過ぎていき、人生は過ぎていきます。そうやって「何だろう?」と考えているばかりが人生なのでしょうか? いや、そんなことはないでしょう。考えてばかりで動かないわけにはいきませんし、人は自然と動きたくなるようなものだと思いますので、考えながら足を進めていかなければならないわけです。考えもせずに足を動かすのもまたひとつの方法ですけれども。
 そう、考えながら、足を進めなければならないのですよ。
 というわけで、お願いだから、考えてばかりで足も手も動かさず、後になってしわ寄せをわたしに押しつけないでくださいね、某研究室の方々……。まあ、わたししか知らないような知識がたくさんあるというのも事実なのですが。しかし、今頃から何の下地が無い人に突然「Perl をやってくれ」とか言っても、困るだけですよね〜。本当にプログラムは仕上がるのだろうかなぁ……。わたしが手を打っておかなければならないのかなぁ……。

開発日誌
1. まだ一部しか完成していないのだが、とりあえず動きそうな状況になってきたので、テストデータを喰わせてみる。現在できあがっているのは、ソートを行わない版の内側確率計算部。まあ、外側確率に関しては既存のコードを流用できるので、それほど苦労しないとは思われる。チャートに関する変数の名前を変えたり、データ構造を少し変えたりなどして、けっこうな変更が加わっているので、テストすらもすんなり行くかどうか。
2. と思っていたら、案の定、大量のエラーが発生。しかし、原因が分かりやすいものばかりなので、次々と潰していける。スクリプト部分における、色々な変更によって生じたバグはこれであらかた片づいたはず。次は本命の拡張スクリプトだな…。

2001年 10月 31日 (水)[この日記へのリンク]
 ついに 10 月も最後となってしまいました。そろそろ寒さが厳しくなってくる頃です。風邪をひかないように気をつけましょう。風邪をひいてしまっている方は早く治すように気をつけましょう。
 はい、気をつけます。

 ちょっと前ですが、ヘッドホンを買い換えました。これまで使っていたものは Sony 製のごく普通なヘッドホン で、けっこう音質が良いものです。なんて思っていたら、実はこのタイプのものは「イヤーレシーバー」と呼ぶらしいですね。でも、こっちはちょっと言葉として長いので、ここではヘッドホンで統一することにします。
 以前から「耳の中にスピーカーがあるようなものが良いよ」と聞いていたので、無いかなぁ〜、と探していたのですけれど、最終的に選んだものは これ です。これまでと異なる密閉型で、完全に耳を塞ぐ形になるため迫力ある重低音を味わえます。実際、これまでとはまったく段違いの重低音でした。高音も、何というか、伸びが良くなった感じです。全体的に、音質が上がった感じ。
 そういう事でして、音に関しては何の文句もありません。これまで使ってきた中で一番のヘッドホンだと思います。……そう、音質に関しては。
 じつは、音とはまったく関係のないところに問題が発生しているのです。それは、耳垢が……(笑)。密閉型で耳の中に押し込む形のヘッドホンですから、耳が汚れているとその汚れが直接、ヘッドホンに影響してしまうのです。「もっとマメに耳掃除しろよ」と言われそうですが。とりあえず、使う前にヘッドホンの方をティッシュなどで拭いておくという処置を施しております。

 ちょっと探してみたら、30 万円もする ヘッドホンを発見。こんなの、いったい誰が買うというのでしょうか。確かに、良い音がしそうな感じですけれど……。それにしても、高すぎやしませんか? 桁を一個間違えていませんか?

開発日誌
1. 夜は研究室の M1 一同 + 長津田に行っちゃった隠れ M1 で飲みに行く予定だったのが、肉を喰うことになってしまった(笑)。しかし、男四人が集まって、延々と研究そして研究室での話に終始していたというのはどこか間違っているかもしれない。「EM学習が…」とか「GAが…」とかいう話を延々と。「就職どーするー!?」という話もあったが。
2. そんなわけで、今日もあまり作業が進んでいない…。けれども、構文解析が通るようになった予感。うまくいったか!?

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