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zlib(1)

1. zlibとは?

 zlibというのは、ZIP圧縮と解凍を行う圧縮プログラムのライブラリのことです。アーカイバのgzipやlhaなどと異なるのは、これ単体では何もできないというところです。つまり、gzipなどはプログラムとして独立して動作することができるのですが、zlibはライブラリなので、他のプログラムから呼び出されなければ解凍、圧縮することもできないのです。
 というわけで、これを使う人はプログラムのコードが書けるレベルの人でなければなりません。他の方々にとっては、謎のファイルに過ぎません。あしからず。
 zlibはGNUで配布されているので、フリーに使うことができます。詳しくはGNUのドキュメントを読んでください。……う、私もきっちり読んでないなぁ。ちゃんと読まないと。(^^;)

2. 準備

 基本的に、zlibはCのソースコードで配布されています。ということなので、コンパイラが必要になります。ではどんなコンパイラが必要なのか? といいいますと、メジャーなコンパイラならば、何でも良いみたいです。Watcom用のmakefileもありました。
 私が使っているのは Borland C++ Builder のコンパイラですが、Borland C++ と同じ扱いなので大丈夫です。もちろん、Visual C++、Microsoft Cも大丈夫です。
 また、すでにコンパイルされた形式ででも配布されています。ただ、そのパッケージにはインクルードファイルが含まれていないので、開発目的で使用することはできないでしょう。何にしても、ソースコードを持ってこなければなりません。

 ソースコードなどの配布はzlib siteで行われています。こちらから拾ってきてください。

3. コンパイル

 拾ってきたzipファイルを解凍すると、ソースコード一式、そして各環境用のmakefileがサブディレクトリに展開されます。また、contribディレクトリ下にはzlibがサポートしていないデータがあります。これらにPentium用に最適化されたコードや、C++Builder用のプロジェクトファイルが含まれていて、何かと役に立つと思います。
 さて、これからどうすればいいのか? といいますと、READMEを読めば全部書いてあります。ということで、説明おしまい(笑)。
 だと、楽なんですが……。詳しい解説は、また暇を見て書いていきます。


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