zlibというのは、ZIP圧縮と解凍を行う圧縮プログラムのライブラリのことです。アーカイバのgzipやlhaなどと異なるのは、これ単体では何もできないというところです。つまり、gzipなどはプログラムとして独立して動作することができるのですが、zlibはライブラリなので、他のプログラムから呼び出されなければ解凍、圧縮することもできないのです。
というわけで、これを使う人はプログラムのコードが書けるレベルの人でなければなりません。他の方々にとっては、謎のファイルに過ぎません。あしからず。
zlibはGNUで配布されているので、フリーに使うことができます。詳しくはGNUのドキュメントを読んでください。……う、私もきっちり読んでないなぁ。ちゃんと読まないと。(^^;)
ソースコードなどの配布はzlib siteで行われています。こちらから拾ってきてください。
拾ってきたzipファイルを解凍すると、ソースコード一式、そして各環境用のmakefileがサブディレクトリに展開されます。また、contribディレクトリ下にはzlibがサポートしていないデータがあります。これらにPentium用に最適化されたコードや、C++Builder用のプロジェクトファイルが含まれていて、何かと役に立つと思います。
さて、これからどうすればいいのか? といいますと、READMEを読めば全部書いてあります。ということで、説明おしまい(笑)。
だと、楽なんですが……。詳しい解説は、また暇を見て書いていきます。