LABORATORY - Cygwin
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1. Cygwin って何? 2. Cygwin のインストール 3. TIPS |
Windows 上に UNIX と同じような環境を作りだしてしまおう、というソフトウェアです。これをインストールすれば、Windows
なのに ls でディレクトリリストを持ってきたり、rm や cp といったコマンドを使うことができるようになります。…当然ですけれども、GUI
(Graphical User Interface) ではなく CUI (Character User Interface) になります。 UNIX をよく使っている人ならば、すんなりと入っていくことができるでしょう。「キーボードなんか使ってられるか、マウスだよマウス!」っていう人は使わない方がいいでしょう。あと、プログラミングをやらない人にもお勧めできませんね。 提供される主なものをリストアップしてみますと…
いろいろとバグもありますが、まあ、それなりに動いている方ではないでしょうか。vfork などを使いまくった、凝ったプログラムを作らないのであれば大丈夫でしょう。 |
まずは Cygwin のサイトから setup.exe をダウンロードします。 これはネットワーク対応のインストーラになっていて、ネットワークから自動的にパッケージをダウンロードしてインストールしてくれます。すでに Cygwin をインストールしている場合は最新のバージョンを探してきてくれますので、インストール後のメンテナンスを行うときにもいろいろ使えたりします。 ローカルからインストールすることもできます。その場合は、FTP サイトと同じようなディレクトリ構成にしてから setup.exe にその部分のルートディレクトリを教えてあげれば OK です。 オプションをいくつか選択できますが、デフォルトのままで問題ないはずです。唯一あるとすればルートディレクトリの指定で、わたしは \cygwin というディレクトリを作って、そこをルートにしています。Windows とディレクトリ構成を切り分けないと後々困ることになると思うので、適当なディレクトリを新しく作り、そこにインストールするのが良いと思います。別のドライブでもいいですね。 2002 年 1 月の時点では、Cygwin 1.3.6 が最新バージョンとなっています。 |
mount | ||||||||||||||||||
Cygwin の mount は UNIX での mount とちょっと異なります。シンボリックリンクやハードリンクが扱えるという点は変わりませんが
(Windows98 などではハードリンクがコピーになってしまいますけど)、Windows
では mount 情報を書き込む場所がレジストリになります。特にオプションを指定せず
mount を実行するとユーザーレジストリに情報を書き込み、-s オプションを指定するとシステムレジストリに情報を書き込みます。システムの方に書き込むと、どのユーザーでログインしても同じマウント情報を使うことができます。 参考までに、わたしの mount 情報を書いておきます。(c:\cygwin をルートディレクトリとした場合)
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